9月30日に8月の初めごろから5名のニンジャと作品作りを進めていたマイクラカップの作品提出を完了しました!
総まとめを記事にしてご報告という形にしたいと思います。
マルチプレイができない!
ゆっきーも手探り状態で始めたので、最初はマルチプレイがちゃんとできるのかドキドキでした。
今だから言える話ですが、マルチプレイをするのにポート開放というものが必要でした。
ポート開放のやり方が分からず7月の後半は毎日調べてチャレンジ!
いろんな方にも相談に乗っていただきました。(ありがとうございます!)
Switchみたいにネット環境があればみんなで遊べるというわけではなかったようです。
実際に、ネット環境があればだれでもホスト(世界を管理する人)ができると思っている子もいたので、長くなるけど解説します。
興味のない方は、次の項目へ!
Switchなどのゲームの場合
ゲームデータを管理する場所は、外にあるサーバーで管理されています。
いつでもゲームをしたい時にアクセスができます。
例えば、任天堂のようなゲーム会社だったりね。
教育版マイクラの場合
外にあるサーバーにゲームのデータを管理することもできます。
その場合は、Switchのようにいつでもみんなでアクセスすることができると思います。
ただし、このサーバーを借りるのにお金がかかります…
なので、おうちにあるパソコンをサーバーのようにして使う方法があります。
その場合は、インターネットをつなぐためのルーターの設定が必要です。(いわゆるポート開放と言われるもの)
イメージとしては、ルーターの一部に入口を作ってそこをお友達が通って、ホストのパソコンにアクセスして一緒に遊べるというイメージです。
ポート開放はインターネット会社によってできないこともあるそうですが、ゆっきーの契約している会社ではできたので設定して無事にみんなで世界を作ることができました。
最初は何にもないただの草原でした
始めたばかりはこんな何もないただの草原でした。
世界を作る範囲が決められていたのでニンジャにお願いをして枠だけ作ってもらいました。
初日でいろいろ作りました
まだまだ草原はいっぱいですが、初日だけでも牧場や建物、レールが作られ少しずつ街っぽくなってきます。
制作開始10日は建物も増えてきました
今回のテーマであるSDGsを絡めて風力発電や太陽光発電を作りました。
大きな学校もできました。
奥の方には24の看板が見えますが、コンビニだそうです。
約2ヶ月の制作を経て、最終的にどんな街になったのか?
大きな建物も多く、画像では収まらないほどの街になりました。
制作途中では、動物が消えてしまったり、なぜか病院内に動物がたくさんいたりと問題もありましたが、何とか完成させる事ができました。
動物が消えてしまう原因は分かりませんでしたが、病院内に動物がたくさんいたのは近くに村人がいたからだそうです。
それでは、ダイジェストで各建物を紹介したいと思います。
植物の研究所
屋上では様々な植物が育てられています。
建物の中ではパソコンなどが置かれて研究施設っぽいものが置かれていました。
病院
画像の左側にある白い建物ですが、これは大型の病院ですね!
中に入ると待合室や受付、診療室など再現されていました。
また、入口が自動ドアになっていました。
自動販売機
見た目は自動販売機っぽくないのですが、ボタンを押すとアイテムが流れてくるそうです。
ちょっとした仕組みがおもしろいなぁと思いました。
回転ずし
みんなが大好きな回転ずし屋さん(笑)
ちゃんとお寿司も回っていました!
中にいる人がせっせと働いているのもリアルでした。
ゲームセンターでは太〇の達人?
このクオリティは中々だなと感心した作品です。
ちゃんと太鼓が2つ置いてあって上部にもおなじみのキャラクターが!
他にもクレーンゲームなどクオリティ高いものがありました!
猫カフェでいやされる!
キャットタワーやおやつ、おもちゃが置いてあって上手に再現できてるなぁと思った作品です。
ちゃんとネコの休憩所もあったりで素晴らしいです。
ドアを閉め忘れるとネコが脱走しちゃうので要注意ですが、ちゃんと猫カフェだと分かる建物でした。
外観も工夫されていて猫カフェであることが分かるように屋根に猫のイラストが描かれています。
大型ショッピングモール
A棟・B棟・C棟に分かれているそうで、上の方にある建物は銭湯だそうです。
こんな高い位置にあったら眺めも良さそうですよね!
このモールの中には図書館もあって街の人たちでにぎわう場所になっています。
まだまだ、すごい仕組みや建物はありました
写真では表現できないのですが、お肉を自動で調理したり、レストランと畑が繋がっていて畑ではレストランで使う食材を自動で育てられるようにしたりと工夫が見られました。
また、一部の子で制作打ち上げで花火を打ち上げて完成をお祝いしたそうです。
これは私も知らなかったのですが、たまたま集まった子でそういう話になったのかな?
やるなら教えてくれればみんなに声を掛けられたのですが…(参加できなかった子ごめんね)
今回、マイクラカップで見えたこと
みんな仲良く制作を進められたように思いますが、実はちょっとした問題もあり厳重注意した子もいました。
ネットでは顔を合わせているわけでもなく、全部の動きを監視できる状況でもないため、数名の子が戦いごっこを始めてコマンドを使って動物を全部殺してしまったそうです。
被害に遭った子からの報告で気がつき、当時アクセスしていた子に確認したところ戦いごっこをしてたことが判明。
誰も見ていないからしらばっくれようとしていたようで、少しずつ全体の経緯が見えてきました。
戦いごっこをしてた子には、みんなに謝罪をして壊してしまったところなどの修復をしてもらうことにしました。
ちょっとしたことではあるのですが、ネット上だから「バレない」という気持ちがあることが分かり、情報モラルの一環としてきちんと伝えるところなのだろうと感じる出来事でした。
約2ヶ月間良いところも悪いところも見えた良い機会でした
これは大人の立場からしてですが、オンラインを通してみんなで何か一緒に作ることもできる楽しさを味わえたのはとても良かったです。
マイクラの世界の中でお友達が作った作品を見てアレンジしたものを作ったり、チャットなどでコミュニケーション取って助け合ったりしてる場面も見られました。
それとは別でさっきの戦いごっこの件や打ち合わせの時にマイクラをやりながら打合せしてるような子も見られ、オンラインでの難しさも痛感しました。
今回でマイクラカップの作品作りはおしまいですが、また機会があればこんな感じでみんなで1つの作品を作るのも良いですね!
最後になりますが、今回参加してくださったニンジャやニンジャの保護者様作品作りのお時間を取っていただきましてありがとうございました。
世界のデータをお渡ししていますのでお子さんと一緒にどんな作品を作られたのか見てみてください。
また、もうしばらくは教育版のマイクラを利用することができると思いますので引き続き楽しんでみてください。
今回使用したのはMinecraft: Education Edition(教育版)になります。
今後もご利用になられる場合は、以下のサイトからご確認ください。(英語ですので翻訳しながらになりますが…)
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