今月は、先日micro:bit財団から寄贈していただいたmicro:bitを使って、夏休みの自由工作にもなるワークショップを開催する予定です。
ただ数に限りがあるため、メンターさんとも話し合い、CoderDojo鎌ケ谷はいつも参加してくださる方からの寄付で成り立っているところもあるため感謝の気持ちを込めて「今までCoderDojo鎌ケ谷に参加してくださった方」という条件で参加者の募集をしました。
試作品ですが、くじ引き付きの貯金箱を作ります!
いただいた20台のうち10台をワークショップ用に使用する予定です。
残り10台は、micro: Maqueen用とドージョー内でのレンタル用に使用します。
今回のワークショップでは兄弟での参加も多多く、micri:bitは1家族1台のプレゼントとさせていただきました。
兄弟参加の場合はレンタル用を貸し出してワークショップを行います。(どうしてもマイmicro:bitが良い方はご購入ください)
貯金箱の仕組みを解説!
実は、ワークショップに参加が漏れてしまったという方も多かったため、貯金箱の仕組みについて解説します。
どうしても作ってみたい方は、micro:bitを購入して作ってみてください!
- micro:bit(本体、電池ボックス、単4電池、USBケーブル)
- ワニ口クリップコード2本
- 500mlの牛乳パック(貯金箱の本体)
- 厚紙
- アルミテープ
- セロハンテープ
- ハサミ
- カッター
- 画用紙(必要に応じて)
- 両面テープ(必要に応じて)
- 写真ではスピーカーも写っていますが、micro:bit V2の場合は不要です。
仕組みはいたって簡単です!
- 貯金箱の中に仕掛けを作り、お金が通ることで通電する
- 通電するとランダムで0か1を判定する
- 0だったら当たりの音楽、1だったらハズレの音楽を流す
たったこれだけです。
具体的なプログラムは、ご自身で組んでみてください。(このページ内にヒント載せておきます)
考えながら組むことが大事だからね!
失敗しても良いからがんばれ!!
貯金箱の中は、アルミテープを2枚張った厚紙をコインが落ちるように斜めにしてテープで固定しています。
アルミテープとアルミテープの間を2㎜くらい空けることで、コインが通ったら通電するようになっています。
この隙間を空けすぎると、コインが落ちたときにうまく通電できな可能性があるので隙間は小さめの方が良さそうです。
また、厚紙の斜めにする角度も傾斜が大きいとうまく動かなかったです。
なるべく厚紙に触れる時間を多めにした方が良いのか、コインが滑り落ちるくらいのゆるい傾斜が良さそうです。
背面にテープで半ば強引にmicro:bitを固定しています。
配線は、GNDの文字のある穴と1の文字のある穴に、それぞれワニ口クリップコードで挟みます。
もう一方のワニ口部分は、先ほどのアルミテープのついた厚紙を挟みます。(前の写真を確認してね!)
これで、仕組みは完了です!
通常のmicro:bitの電池ボックスにはスイッチはついていません。(画像の右側)
なので、micro:bitのON/OFFは電池ボックスのコードを抜き差しして行うのですが、これが硬くて…
気を付けないと断線させちゃう可能性もあるので、ちょっと怖いんですよね💦
今回のワークショップで使うmicro:bitでは、メンターの清水さんにスイッチのパーツと電池ボックスをはんだで付けて、スイッチを付けてもらいました!
ありがとうございます!!
これでスイッチのON/OFFも安心ですね!
ちなみに、スイッチ付きの電池ボックスもあるので、はんだ付けができない方はこちらを購入しても良いと思います。
プログラムがどうしてもわからない人は、こちらを参照!
貯金箱の工作部分を動画撮りました!
画質が悪くてすみません…💦(書き出しの設定が良くなかったっぽいです)
概要欄に手順と注意書きを入れてあるのでそちらも合わせて見てみてくださいね!
ちょっと作り方が雑なところを反省…
材料の補足
材料は、micro:bitとワニ口クリップコード以外は、ほとんど100円ショップで購入できます。
特に便利だなと思ったのは、1cm角の方眼付きの厚紙です。
こちらは100円ショップで見つけました!
線を引かなくても、大きささえ分かれば方眼に沿ってカッターで切ればよかったのでおすすめです!
また、アルミテープはキッチンの隙間を埋めたりするのに使うテープを使用しました。
こちらも100円ショップです。
ガムテープくらいの大きさなので、必要な長さをハサミで切って使いました。
ワニ口クリップコードは、今回数が必要だったので各色2本×5色の10本セットを購入しています。
私が個人的に持っているワニ口クリップコードに比べて、大きいものでした。
小さいものの方がすっきりしていて良いですがやや割高です。
小さいものはホームセンターで5本セットのものを購入したと思います。(前過ぎて記憶が曖昧…)
夏休みの自由工作として作ってみてはいかがですか?
今回紹介したものは、夏休みの自由工作キットを買うよりも安いですし、プログラミング次第では他の作品を作ることも可能です。
ゆっきーの息子は素振りマシーン作ってました!
また、貯金箱の仕組みをアレンジして、貯金額をカウントする仕組みもできそうです。
micro:bit自体にはいくつかのセンサーがついているので、プログラミングの幅も広がる良い教材です。
夏休みの自由工作後は、また違った作品を作っても良いと思います。
作品を作ったら、ぜひ、CoderDojo鎌ケ谷で見せてくださいね!
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